HONDA S660【JW5】燃焼室マシニング加工ヘッド

量産車であるS660はパワーと燃費を両立させるために、複雑な燃焼室形状をしている。

これは燃えにくい低回転域でも吸入空気をかきまぜ良好な燃焼を得るためであり、それによりパワーと燃費を両立させた”優等生”なのである。

しかし今回のヘッドは、”不良”である。

なぜなら、それを犠牲にして、高回転で多くの空気を入れパワーを出すことだけを考えているから。

バルブ回りを削り空気抵抗を減らし、より単純な燃焼室形状とし表面積を減らすことで熱ロスを減らしパワーのみを追及した。

燃焼室以外の部分は、広大なスキッシュエリアとして、圧縮終わりの空気を乱れさせ、燃えを改善させているがこれもパワーのためである。

さらにブースト圧を上げる前提の為、圧縮比も下げている。これはターボが効かない領域ではスカタンになるが、ターボが効くとより多くの空気が入る、すなわちトルクとパワーが出るということである。

部屋が大きいと入るものも多くなるという理屈だ。一般に高圧縮比は高性能エンジンという図式があるが、ハイブーストの場合、圧縮比が低いほうが空気がたくさん入るので限界パワーは高くトルクフルになる。

このヘッドとピストンを組み込んだ場合、その特性を熟知しないとオイシイところは引き出せない。そして特性を熟知するためには、エンジンと対話する覚悟が必要だ。対話する覚悟のある人にのみお勧めする。

具体的には、ターボラグを予測したアクセルワーク、オイシイ回転域をキープするシフトワーク、トルクを掛けても大丈夫な姿勢に持っていくライン取りとハンドリング等が必要。

なおストリートバージョンは、”不良”度合いがマイルドなので、多少話やすくなっています・・・

燃焼室マシニング加工ヘッド

・適合エンジン型式: ホンダ・S07A
・品番: 230-012-000
・圧縮比: 8.7:1

税抜価格 ¥180,000

HONDA S660【JW5】 鍛造ピストンKIT

パワーアップしたエンジンには、強度アップしたピストンを!

ピストン形状を最適化し、ピンボス部にリブを追加する事によりクラウン剛性をアップ。

ライトチューニング仕様とヘビーチューン仕様の<TYPE-R>をラインナップ

ピストン基準径を30μm拡大する事で、最適なピストンクリアランスに調整可能(要シリンダーホーニング加工)

純正ピストンリングは、省燃費性能を最優先した低張力リングを採用している為、チューニングによりパワーアップしたエンジンに使用すると、張力不足によりブローバイが大量に発生し、せっかくの燃焼エネルギーを有効に使いきれていません。KITに組み込まれているオリジナルピストンリングは、リング張力を最適化し増大した燃焼圧力を逃しません。

ピストンはフルフロー対応(要コンロッド小端穴加工)

<TYPE-R>仕様は、燃焼室マシニング加工ヘッドと同時装着を推奨。

TOPリング合口すき間を最小限に設定(要クリアランス調整) <TYPE-R>

ピストン燃焼室形状は、ハイブ―スト時における耐ノック性能を改善 <TYPE-R>

鍛造ピストンKIT 64.0mm

  • 適合エンジン型式: ホンダ・S07A
  • 品番: 250-012-100
  • 表面処理: WPC
  • 圧縮比: 9.2:1(ノーマル)
  • ピストンピン:DLCコーティング

税抜価格 ¥120,000

鍛造ピストンKIT 64.0mm <TYPE-R>

  • 適合エンジン型式: ホンダ・S07A
  • 品番: 250-012-110
  • 表面処理: WPC
  • 圧縮比: 9.2:1(ノーマル)
  • ピストンピン:DLCコーティング

税抜価格 ¥150,000

HONDA S660【JW5】 コンロッドSET

パワーアップしたエンジンには、強度アップしたコンロッドが必要です。

重量バランスを崩さず強度だけを増す、相反する要求事項をクリアー

ノーマルコンロッドでは、最大出力120PS~130PS付近が限界とされていますが

200PSを実現するべく、形状だけではなく、重量、素材、熱処理、表面処理を入念に検討し3倍以上に増大した燃焼圧力をクランクシャフトに伝達できるコンロッドSETです。

クロームモリブデン鋼(SNCM)総削り出し

スモールエンド:フルフロー仕様

コンロッドボルトは8mmにサイズアップ

 

 

コンロッドSET

  • 適合エンジン型式: ホンダ・S07A
  • 品番: 262-012-100
  • 表面処理: WPC
  • コンロッドメタル:ホンダ純正部品を使用

税抜価格 ¥300,000